今日は「金買取価格高値連続更新」というお題です。
前回のコラムで、
”まずは、香港返還を記念する7月1日に注目してみたいと思います。”
と書きましたが、香港国家安全法がどうやら可決されたようです。
これで「香港の自由は無くなった」と見て良いでしょう。
また、香港は「ドルペッグ制」を採っており、これにどのような影響が出るかが注目されることになると思います。
*ドルペッグ制・・・1983年10月に導入され、1米ドル=7.8HKドルと定められた。 2005年、1米ドル=7.75~7.85HKの範囲で変動する現行の形に改めた。
香港は、
経済的な依存先「中国」
金融的な依存先「アメリカ」
に求めています。
今後、この「ねじれ」が香港に暗い影を落とすことになると思います。
このような流れを受けてでしょうか、これまで2020年6月24日の買取価格「¥6,480-/g」が最高価格だったのですが、二日続けて更新されました。
2020.6.29 金買取価格
純金 インゴット
¥6,510-
前日比+30円
2020.6.30 金買取価格
純金 インゴット
¥6,530-
前日比+20円
ほとんど報道されていませんが、今現在、中国で80年に一度と言われるような大変大きな規模の洪水が中国各地で発生しているようです。 この夏、コロナと洪水の複合災害とならなければ良いのですが…。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
今日は「金買取価格高値更新」というお題です。
これまで、2020年5月18日の買取価格「¥6,470-/g」が最高価格だったのですが、更新されました。
2020.6.24 金買取価格
純金 インゴット
¥6,480-
5月20日のコラムに、
”「株価下落を受けて金買取価格も下落。マーケット全面安」”
と書きました。
足元の経済は確実に悪くなっている訳ですが、これまで株価が下落するどころか持ち直してきている状況となっています。
これはつまり、マーケットが「バブル」状態であるという事ではないかと思います。
ですので、この株価は「バブルが弾ける」まで続くのではないでしょうか。
では「いつバブルが弾けるのか」ですが、現在、世界を取り巻く環境でリスクになると思われるものを挙げてみます。
・香港国家安全法 (7月1日を前に制定される可能性)
・中華民国から台湾民主国へ (時期未定)
・アメリカ大統領選挙 (2020年11月)
・イギリスのEU離脱 (移行期間終了12月末)
まずは、香港返還を記念する7月1日に注目してみたいと思います。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
今日は「コロナで忘れられたあの問題」というお題です。
振り返ってみますと、今年も半分が過ぎようとしています。
毎年「早いなぁ…」と感じますが、今年ほど半年が過ぎるのが早い一年はなかったのではないでしょうか。
さて、新型コロナの影響ですっかり忘れられていたあの問題が、ふと目に留まりました。
それは昨年このコラムで何度も取り上げたあの問題です。
かんぽ不正販売で株主に謝罪 千田社長「二度と起こさない」
https://news.yahoo.co.jp/ このかんぽ不正販売、最終的にどうなっていたかと言うと、こうなっていたようです。
局員68人を厳重注意 かんぽ不正販売問題
https://www.nishinippon.co.jp/ この記事によりますと、
・今年5月末時点で1889人の不正が確定
・不正に関与した郵便局員68人を厳重注意処分
・厳重注意以外では、542人について不正の度合いなどを考慮して処分を免除
・今後、他の局員の処分を進める
・局員75人を保険営業資格剥奪の処分
呆れて物が言えないのでコメントは控えますが、さらに呆れさせるニュースが入ってきました。
日本郵政G、給付金申請で陳謝 https://headlines.yahoo.co.jp/ この記事の最後に「ただ、日本郵便の社員、十数人は(受け取った給付金の返還に)応じていないということで、引き続き働きかけるとしています。」と書かれてありますが、本当に日本郵政はどうなっているのでしょうか。
日本では法制上、銀行業・信託業・保険業・証券業・貸金業、そして質屋は、金融業として扱われています。
同じ金融業の一員として、もっとしっかりして欲しいと思っています。
新型コロナの影響で忘れられていると思いますが、かんぽ不正販売問題は昨年から続く不祥事です。
皆様、問題が解決されるまで時々思い出すようにしましょう。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
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