今日は「次の動き」というお題です。
4月24日のコラムに、
”では、次どこに注目するかですが、通常であればGW開けから主要企業の決算発表がありますので、この辺に注目することになります。”
と書きましたが、徐々に主要企業の決算が発表され始めました。
中には、決算発表を延期する企業も出ていますが、6月~7月には決算発表が出揃うでしょう。
となると、主要企業の業績悪化が5月末から6月には明らかになってくると思われます。
この結果「株価下落」は避けられないでしょう。
では、このような動きを受けて金買取価格がどのように推移するか。
3月12日のコラムに、
”どこかのタイミングで金価格上昇に転じると思いますが、まだまだ先の話でしょうね。”
と書きましたが大きく予想が外れ、この後、急激に金買取価格が高騰するという展開になりました。
筆者としましては、この記憶が頭をよぎりますので非常に予想が難しいと思いつつも、以下のように予想したいと思います。
「株価下落を受けて金買取価格も下落。マーケット全面安」
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
今日は「金買取価格高値更新と今後」というお題です。
これまで、2020年4月24日の買取価格「¥6,380-/g」が最高価格だったのですが、更新されました。
2020.5.18 金買取価格
純金 インゴット
¥6,470-
4月14日のコラムに、
”筆者としましては、新型コロナウイルスの状況を見ながら「金価格が上昇に転じるのはまだ先の話」だと予想していたのですが、このように高値更新となりますと今後の展開が全く読めなくなってきます。”
と書きました。
ここの所、なぜ展開が読めなくなっているのかな…と考えてたのですが、ふと気がつくとこのような事になっています。
2020年5月18日
日経平均 終値 20,133円
いつの間にか日経平均株価2万円に回復しているんですね。
なぜこのような事になるのでしょうか。
新聞やニュースの見出しはこのようになっています。
・政府、景気判断11年ぶり「悪化」 リーマン・ショック以来
・企業物価指数 リーマンショック後以来の大幅下落
・GDP2期連続減 1~3月 年マイナス3.4% 戦後最悪になる恐れ
株価が回復するような要素はひとつも無いハズですが何故でしょうか。
今のこの状況は「実体経済とマーケットが乖離している」状況だと思われます。
このコラムをずっとお読みの方はお気づきだと思いますが、筆者は「マーケットが正しい」という信条を持ってコラムを書いています。これは、これまでのコラムにずっと共通する考え方です。
しかし、今回の日経平均株価は「マーケットが間違っている」のではないかと思わざるを得ません。
もしかすると、この辺りが金高騰の理由なのかもしれません。
今後、正常にマーケットへ経済状況が現れるようにならない限り、金価格高騰が続くのではないでしょうか。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
今日は「元々の話は…」というお題です。
新型コロナウイルスとの戦いはまだまだ続きそうな気配ですが、この辺でもう一度振り返ってみたいと思います。
というのも、新たに「陽性率」という指標が出てきましたが、この前は「10万人あたりの死亡者数」なんて指標が出てきたり、そもそも振り返ってみれば「1万人あたりの感染者数」が指標として使われていたのではなかったのでしょうか。
3月16日のコラムを振り返ってみますと、
”人口1万人当たりの感染者数」が「1.6人を超える」と「緊急事態を宣言する可能性」が高まってくると考えられます。”
”では、日本国内で「人口1万人当たりの感染者数」が「1.6人を超える」感染者数は…
・20,000人
という数字が出てきます。”
と書いていまして、さらに、
”20,000人に達するのは…
・5月5日頃
ではないかと思われます。”
と書いています。
では、5月5日の感染者数はどうなったのかと言いますと、
・12,080人
という結果となりました。
この結果だけを見ると予測よりもはるかに少ない感染者数に抑えることが出来たと言えるのではないでしょうか。
また、「8割おじさん」こと西浦教授によりますと最大で「42万人死亡」という予測が出ていたと思いますが、5月5日時点での死亡者数は「521人」でした。
もちろんお亡くなりになられた方々については、ご冥福をお祈りするばかりですが、とは言え最大で42万人が死亡するのではという予測に対して「521人」という結果だった訳ですから、自粛の効果が十分に出たのではないかと思います。
こういった冷静な数字を受けてでしょうか。
緊急事態宣言が5月31日まで延期されたにも関わらず、金買取価格はこのように推移しました。
2020.5.7 金買取価格
純金 インゴット
¥6,170-
前日比-70円
テレビや新聞はやたらと危機を煽りますが、今一度、冷静になって考えてみた方が良いのではないでしょうか。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
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