愛媛県松山市の質屋|池田質舗

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コラム

池田質舗によるコラムです。日常の他愛もない話から、詐欺への注意喚起の真面目な話まで様々なお題でコラムを書いています。

お時間のある方は、読んでみて下さい。
今年の冬は暖かいの?寒いの? 2014-10-30

さて、今日のコラムですが、「今年の冬は暖かいの?寒いの?」についてお話したいと思います。

昨日(執筆時10/29)、「東京でも「木枯らし1号」 昨年より15日早く…」なんていう記事を見ましたが、いよいよ、もうすぐそこまで冬がやってきていますね。夏に入る前に「今年は冷夏なのでは…」なんていうコラムを書いたのが、ついこの前のような気がします。

今年の冬は暖かいのでしょうか?寒いのでしょうか?

気象庁から「3ヶ月予報」が出ました。
http://www.jma.go.jp/jp/longfcst/001_10.html
これによると、西日本は例年よりも暖かくなりそうな気配です。

暖冬だと景気にはどう影響するのでしょうか。
暖冬になると、季節性の高い商品は売れ行きが落ちるでしょうね。いわゆる年末商戦、冬物商戦には悪影響を及ぼすような気がします。暖房器具や防寒着などの冬物衣料は売れ行きが鈍くなるでしょう。

逆に、暖冬の場合、暖房費などの出費は抑えられ、その分、消費に回せるとも考えられます。天候がよければ、建築現場などの工事もスムーズに進むでしょうし、悪天候により生産・物流の遅延も発生しにくいかもしれません。また、消費者の行動が家にこもること無く、活発に活動するかもしれません。

まぁ、適度に寒いぐらいがちょうど良さそうですね。
都合が良すぎでしょうか。笑


少しでも、皆様の暮らしのお役に立てれば幸いです。
それでは、また、次回コラムでお会いしましょう。

ナポレオン金貨 2014-10-29

さて、今日のコラムですが、「ナポレオン金貨」についてお話したいと思います。

ナポレオン金貨とは、1852年から1870年にかけて発行された、ナポレオン3世の肖像を描いた20フラン金貨のことを指します。

実物はこちら。

K18/K21.6 ナポレオン三世20フランコイン
買取重量:6.6g
買取価格:24,100円

このナポレオン金貨、正確に言うと、ナポレオン3世の肖像が描かれている金貨なのですが、一般的に日本では、「ナポレオン」と言うと、ナポレオン一世を意味しますので、フランスの20フラン金貨全てを指して「ナポレオン金貨」と呼ぶことがあります。

このナポレオン金貨の仕様ですが、直径21mm、重さ6.4516グラムと定められています。先に挙げた事例では、買取重量が6.6グラムでしたが、それは、金貨に付属している金具まで含めた重量だからです。

また、純度は90%と定められており、K21.6(K24×0.9)となります。先に挙げた事例では、K18/K21.6と表記していますが、これは、金貨に付属している金具部分が純度が違っており、K18/K21.6と表記しているのです。

手前味噌ですが、池田質舗では、買い取り重量、正しい金属性を鑑定することで、正確な査定価格を算出します。
金貨や金コインなどの買取を検討されている方は、ぜひ当店にお持ちください。



少しでも、皆様の暮らしのお役に立てれば幸いです。
それでは、また、次回コラムでお会いしましょう。

クォーツじゃダメなんですかっ?後編 2014-10-24

さて、今日のコラムですが、前回に続きまして「クォーツじゃダメなんですかっ?」についてお話したいと思います。

前回、「高級腕時計=機械式腕時計」という図式がどのようにして成り立ってきたのか、説明しました。
また、この図式が成り立つ過程で、「クオーツ時計=安価な大量生産品、大衆的な工業製品」という評価が定まってきたのです。

では、クオーツ時計はダメなのでしょうか?

時計としての「性能」を考えた場合、「正しく時を刻む」ことが求められると思いますが、この時計としての精度は、クオーツが機械式よりもはるかに高い精度を持っているのです。
クオーツ時計は、一般的な製品で、1ヶ月間で±10~30秒程度の誤差で動きますが、機械式腕時計はと言いますと、1日で±2~30秒ほどの誤差が出ます。
このように、クオーツと機械式ではまったく比較にならないほど、性能に差があるのです。

また、クオーツ時計の場合、内蔵している電池が、一般的な電池でおよそ2年から3年程度は保ちます。
しかし、機械式の場合、手巻きの時計なら毎日こまめにゼンマイを巻き上げる事が求められますし、自動巻きの時計にしても、身につけずに放置していれば、数日で動かなくなってしまうのです。
2年・3年、何もしなくても動くクオーツと、毎日、なんやかんやと手が掛かる機械式を比べると、駆動時間あるいはメンテナンス性の面で、圧倒的にクオーツが優れています。

とすると、時計としての性能は、もはや圧倒的にクオーツが有利ですので、あとは、「工芸品」としての価値さえ備えれば、クオーツ時計も「高級腕時計」といっても良いのではないでしょうか。

そこで、池田質舗で最近買取らせて頂いたクオーツ時計をご紹介しましょう。



カルティエ  タンクフランセーズ SS/SS QZ
型番2384
買取価格 130,000円


オメガ レディース コンステレーション SS/SS QZ
型番14607900
買取価格 130,000円


ダンヒル メンズ エリート YG/YG QZ ベゼル・文字盤ダイヤ
型番 --
買取価格 215,000円



どうですか?
どの時計も「高級品」としての風格を持っていると思いませんか?

高級腕時計と言うと、機械式に目がいきがちですが、今一度、クオーツ時計にも目を向けてみてはいかがかなと思います。



少しでも、皆様の暮らしのお役に立てれば幸いです。
それでは、また、次回コラムでお会いしましょう。

クォーツじゃダメなんですかっ?前編 2014-10-23

さて、今日のコラムですが、「クォーツじゃダメなんですかっ?」についてお話したいと思います。

最近、高級腕時計(機構:クォーツ)の買い取りが立て続けに入ってきました。
そこで、今一度、クォーツの腕時計について考えてみたいと思います。

このコラムでは、高級腕時計に関する内容を、ちょくちょく書いてきましたが、どれも機械式腕時計のお話だったと思います。
「自動巻きが良いのか?」それとも「手巻きが良いのか?」という話題は、よく目にしますし、このコラムでも触れたことがありましたが、そもそも、クォーツ式については、のっけから除外してお話を進めてきました。

高級腕時計=機械式腕時計、という図式が成り立っているのですが、これはどうしてでしょうか?
実は、これにはちゃんとした理由があるのです。

腕時計の歴史は省略しますが、1970年代、セイコーがクォーツの特許を公開したことで、各時計メーカーがクォーツ時計の製造に参入し、クオーツ時計が時計市場を席巻することになります。

また、この時期にクォーツ時計の低価格化が進んだ一方で、スイスをはじめとする欧米の時計メーカーは、機械式の腕時計が売れなくなったことで大打撃を受けたのです。一時は、機械式時計がほぼ全滅の状況になってしまいます。

多くのスイスブランドもクオーツ時計の生産に乗り出しましたが、セイコーやシチズンとの価格競争に勝てず、クオーツ時計もうまくいきません。

そこで、クロノスイス社の創業者ゲルト・R・ラング氏をはじめとする識者たちが、機械式時計が「工芸品」という側面を持つことに着目しました。機械式時計が、「職人」よって丹念に製作されることをアピールすれば、「伝統工芸品」として売れ、その結果、時計メーカーが生き残れるという戦略を編み出したのです。

この戦略は功を奏し、「機械式時計」=「贅沢な伝統工芸品」という図式が成り立ったのです。
またこの一方、クオーツ時計に対する評価は、「安価な大量生産品」「大衆的な工業製品」へと失墜していくのです。



長くなってしまってますので、ここで一旦お話を止めて、後編へと続けます。



少しでも、皆様の暮らしのお役に立てれば幸いです。
それでは、また、次回コラムでお会いしましょう。

ロレックス シードゥエラー 2014-10-22

さて、今日のコラムですが、「ロレックス シードゥエラー」についてお話したいと思います。

まずはこちらをご覧ください。



ロレックス シードゥウェラー
SS/SS AT
型番16600
買取価格 460,000円



ロレックス シードゥウェラー ディープシー
SS/SS AT
型番116660
買取価格 760,000円

この「ロレックス シードゥウェラー」は、サブマリーナーの上位機種として1971年に誕生しました。

「シードゥウェラー」は、「海の居住者」という意味なのですが、この名前からも分かるように、このモデルは、単なるダイバーズモデルではなく、プロダイバーのためのツールとして開発されています。

このシードゥウェラー最大の特徴は、「自動的にヘリウムガスを排出するヘリウムガスエスケープバルブ」にあります。

深い潜水に使われる空気はヘリウムを主成分としており、浮上の際ヘリウムガスがケース内に侵入して抜けないと気圧差で爆発するおそれがあります。これを回避するために、自動的に排出することができる仕組みがヘリウムガスエスケープブルブなのです。

シードゥウェラーの防水性能は、モデルが進むごとに進化しており、1665は610m防水、その後1220m防水となり、現行モデルであるディープシー116660は脅威の3900m防水!さらに、2014年に新たにシードゥエラー4000がリリースされました。

写真一枚目の16600モデルは、1991年に登場したシードゥエラーサードモデルです。耐久性やメンテナンス効率がアップした、Cal.3135を搭載しトリチウム夜光から安全性の高いルミノバに変更されています。また、ねじ込み式リュウズ、手首にフィットするフリップロック式バックルを採用しています。

ちなみに、M品番、V品番は生産本数が少なく買取価格がアップすることが多いです。

写真二枚目の116660、「ディープシー」は、2008年にシードゥエラーの後継機として登場しました。
このディープシーという名前は、1960年に潜水艦バチスカーフ・トリエステ号が、深度10,916mの潜行世界記録を達成した際、外壁に取り付けられていた試作機「ディープシー・スペシャル」に由来しています。

このディープシーは、ロレックスで最大径となる44mmケースを持ち、新開発の防水構造「リングロックシステム」により、機械式腕時計最高峰となる3900m防水を実現!しています。

ディープシーは、ロレックスの防水技術による深海への挑戦の集大成モデルであると言えます。


少しでも、皆様の暮らしのお役に立てれば幸いです。
それでは、また、次回コラムでお会いしましょう。


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