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コラム

池田質舗によるコラムです。日常の他愛もない話から、詐欺への注意喚起の真面目な話まで様々なお題でコラムを書いています。

お時間のある方は、読んでみて下さい。
高級時計を自社一貫生産するメーカー「ジラールペルゴ」 2014-09-24

さて、今日のコラムですが、「高級時計を自社一貫生産するメーカー「ジラールペルゴ」」についてお話したいと思います。

これまで、ロレックスやオメガ、ブライトリングなど、有名時計メーカーをご紹介してきましたが、今回ご紹介する「ジラールペルゴ」は、これまでご紹介してきた時計メーカーに比べると、それほど知名度は高くないかもしれませんね。

まずは、ジラールペルゴの時計をご覧ください。

ジラールペルゴ  シーホーク
SS/SS AT
型番7300
買取価格 60,000円

このジラールペルゴは、世界で始めて腕時計の量産を行ったメーカーとして知られています。
昔は、腕時計というものは、量産されていなかったのですね。

また、時計用クォーツの開発に成功しており、セイコーに並んで、世界的な時計用クォーツの製造メーカーでもあります。
世界初の時計用クォーツ量産は、その座をセイコーに譲ることになりましたが、ジラール・ペルゴの開発陣が定めたクォーツ周波数32768Hzは、現在、世界規格となっています。

1791年の創業以来、老舗時計メーカーとして現代まで続いてきました。
「マニュファクチュール(自社一貫生産)」の伝統を貫く、数少ない時計メーカーの一つが、「ジラールペルゴ」なのです。


少しでも、皆様の暮らしのお役に立てれば幸いです。
それでは、また、次回コラムでお会いしましょう。

ロレックスのディフュージョンライン「チュードル」 2014-09-22

すっかり涼しくなりましたね。
夜は肌寒いくらいです。
蝉の鳴き声を聞くと、この蝉が今年最後かな…なんて感傷に浸る今日この頃です。

ほんとうにもうすぐそこまで秋が来ています。
秋と言えば、スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、物欲の秋でしょうか笑。

さて、今日のコラムですが、「ロレックスのディフュージョンライン「チュードル」」についてお話したいと思います。

今日は、皆様の物欲を刺激したいと思います笑。

まず、チュードルですが、このようなモデルです。


ぺラゴス 25500TN
チタンブレス
ブラック

おやおや、どこかで見たような気がしませんか?
このコラムをいつも読んでくださっている読者の方ならば、デジャヴを感じるのではないかと思います。

その理由はこちらです。



サブマリーナデイト 116610LN
ブラック

はい、このコラムで何度もご紹介しているロレックスですね。
なんともそっくりな外観だと思いませんか?

それもそのはず、チュードルは、ロレックスの「ディフュージョンライン」なのです。


【ディフュージョンラインとは…】
ディフュージョンとは、「普及」の意味。
販売を拡大するため、ブランドが持つアイデンティティや感性、特徴を維持しつつ、低価格版の商品を開発し、販売するブランドを指す。
元のブランドよりも商品価格は高いが、ディフュージョンラインは、より多くの人が購入可能なため、知名度の向上・ブランドイメージの拡大に繋がる。
また、「ディフュージョンブランド」「セカンドライン」とも言われる。


という事なんですね。
今回のコラムのお題にもなっている通り、チュードルは、ロレックスのディフュージョンラインなのです。

では、チュードルとは、どういった歴史を持つブランドなのでしょうか。

【チュードル】wikiより抜粋
元々は元本国イギリスでの販売拡大を狙って発売され、名前はかつてのイギリス王家チューダー家にちなむ。トレードマークもチューダー家と同じ薔薇であり、初期のモデルは文字盤に薔薇が描かれていた(現在は盾のマーク)。一時期日本でも正規販売されていたが、現在は正規代理店の取り扱いはない(但し、時計のオーバーホールは日本ロレックスで受け付けてくれる)。汎用ムーヴメントであるETA(エタ)社製のムーブメントを使用し、ケースはロレックス製の物を使用している。当初は本家ロレックスに似たモデルを多く販売していたが、現在は独自のデザインによるモデルを主に販売している。

という事で、チュードルの設立者は、ハンス・ウィルスドルフ(ロレックスの設立者)なんですね。
つまりは、同じ社長が立ち上げた別会社、という感じでしょうか。

1930年代、ロレックスは非常に信頼性の高い時計として認知されていました。
しかし、その信頼性に比例し、販売価格も高額になり、一般消費者には手が届かないブランドになっていたのです。
ロレックスは実用時計と言われながらも、「ロレックスは高額」というイメージが定着してしまいました。

そこで、ハンス・ウィルスドルフは一計を案じます。
当時のロレックスの本社はイギリスにあったのですが、この本社があるイギリスでの市場拡大を狙って、ロレックスというブランドイメージはそのままにするため、あえて、兄弟ブランドを設立したのです。

それが、チュードル。

チュードルは、ムーブメントに他社製品を使い、コストダウンを実現。
また、オイスターケースなどの部品は、ロレックスの物をそのまま使うことで販売価格を下げてつつ、さらに、ロレックスの利益性アップすることに成功しました。

やりますねぇ、ハンス・ウィルスドルフ笑。

チュードルは、品質は落とさずに、価格だけを下げた普及版ブランドです。ディフュージョンブランドではあるものの、「ベルトが無垢なのか巻き板か?」「ムーブメントが自社製かETA製か?」といった違いぐらいしかない、非常に質の高い時計です。

ですので、チュードルの人気は高まりつつあり、特に、アンティークチュードルの価格は、高騰傾向にあります。


さて、このチュードルのお値段ですが、ぺラゴス 25500TN [チタンブレス ブラック]が、

なんとっ!

\322,920なのです!(インターネット最安店調べ)


いかがでしたでしょうか。

最後はなんとなくジャパネットっぽくなりましたが笑。
ロレックスとチュードルの歴史を踏まえつつ、あえてチュードルを選択するなら、なんとなくそのほうが時計通なように思うのですが、どうでしょうか。


少しでも、皆様の暮らしのお役に立てれば幸いです。
それでは、また、次回コラムでお会いしましょう。

ロレックス エアキング 2014-09-17

さて、今日のコラムですが、「ロレックス エアキング」についてお話したいと思います。

エアキングって、このモデルです。


ロレックス  エアキング
SS/SS AT
型番 114200
買取価格 300,000円


こちらのモデル、一部インターネット掲示板などで、あまりよろしくない評価を受けていますが、私は、良いモデルだと思います。

一部の時計愛好家は、「ロレックスの兼価版」という評価をしているようです。もちろん、そういった評価を受ける理由はちゃんとありまして、このエアキングは、ノンクロノメーターなのです。
*クロノメーター(Chronometer )は、船の揺れや温度変化に影響されない、高精度な携帯用ぜんまい時計。

ですので、決して精度が低い(時間的な意味で)ということではないのですが、あまり芳しくない評価を受けてしまったりしています。

このエアキングは、1940年代からスタートしているモデルでして、製品としての歴史も持っていますし、そのシンプルさからビジネスでもプライベートでも使用できる活用度の高いモデルとして、多くのユーザーに愛用されています。

また、2007年に大きなモデルチェンジがあり、ムーブもクロノメーター規格をパスしています。ロレックス製品の中では、入門モデルといった位置づけは変わらないものの、高級機械式腕時計としてのスペックを身につけました。
ちょっと悲しい過去を持つモデルですが、非常に良いモデルだと思います。



少しでも、皆様の暮らしのお役に立てれば幸いです。
それでは、また、次回コラムでお会いしましょう。


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