さて、今日は番外編です。
最近、街中を歩いていると『金・プラチナ高価買取』の幟を何本も見かけますね。
先日、取引先の方から 池田質舗よりも買取価格が高いところがありますよ!! と教えていただきました。
池田質舗ではホームページに愛媛県地域NO1買取価格と謳っておりますのであわてて、教えていただいた業者様のホームページを確認させていただきますと大きく【本日の取引相場・・・円】とありました。
最近の傾向としてホームページや店頭に買取価格を掲載するのではなく、国際的な取引相場を掲示するお店が増えてきています。
取引相場=買取価格では絶対にありませんので注意が必要です。
私が思う信頼できるお店選びのポイントは各金性(K18やPt850)などの買取価格を店頭掲示しており、電話等の問い合わせにもはっきりと金額を答えるお店だと思います。また、買取の際に別途手数料を必要とするお店もありますので事前に確認が必要です。
私は、よくお客様に値段はどこも同じでしょ?と聞かれます。もちろん、そんなことはありません。お店によってかなりの価格差がありますのでご注意ください。
一番はお客様が信頼できるお店に売ることだと思います。
それでは、また、次回コラムでお会いしましょう。
さて、第11回のコラムですが、革の種類についてお話したいと思います。
ブランド品と革は、切っても切れない関係ですね。
色々な種類がありますので、コラムを読んでからショップでお品物を触ると、 より身近に革を感じられるのではないかと思います。
まずは、革の基礎知識。
知っているようで知らないのが、「皮」と「革」の違いです。
一体何が違うのでしょうか。
「皮」・・・動物の皮膚をそのまま剥いで、何も加工していない天然のもの。
「革」・・・なめした皮のこと。
なんとなく違いが分かったのではないでしょうか。
では、「なめした皮」の「なめし」とは何なのでしょうか。
~~~なめし~~~
古代文明の人々は、動物の皮を衣服?として身にまとっていました。
しかし、皮のままで使っていると、硬くなったり腐食してしまいます。
そこで、皮を煙でいぶしたり、皮を動物の脂や草木の汁を使って加工することで、皮の欠点を補おうとしていました。
この加工の工程が「鞣し(なめし)」です。
ですので、「皮」とは動物から剥いだそのままの状態のもの、「革」とは人間の手によって加工が施されたもの、と言えるでしょう。
ちなみに、英語にするとより一層「皮」と「革」の違いが明確になります。
「皮」・・・skin
「革」・・・leather
と、このように普段それほど意識はしませんが、「皮」と「革」は大きく違うのです。
次は、革の種類。
革には、牛、豚、羊、ダチョウ、ワニなど、色々な動物からとった革があります。
それぞれの革に特徴がありますので、以下、列挙します。
~~~牛革~~~
腹仔(はらこ)
産前の仔牛。美しい毛並みが特徴。
カーフスキン
生後6ヶ月以内の仔牛の革。最も高級。非常に美しく、薄くて軽い。キメが細かいのが特徴。但し、仔牛のため、サイズが小さい(大きな物を作ることが出来ない)。
キップスキン
生後6ヶ月から2年までの革。カーフよりもややキメが粗い。カーフよりも厚みが増し、丈夫。カーフについで上質の素材。ヨーロッパのバッグは、この革が主流。
カウハイド
生後2年以上の出産経験有りの牝の成牛の革。キップよりもキメは粗い。比較的傷が少ない。
ステアハイド
生後3~6ヶ月の間に去勢し、生後2年以上経った牡牛の革。非常に厚く強い革。去勢しているため優しい手触り。サイズを大きく取れるので、鞄やベルト、車のシートなど幅広く使用可能。
ブルハイド
生後3年以上の牡牛の革。傷が多く、キメは粗い。最も厚くて非常に丈夫。傷が多いので、傷が目立たないように、型押し・ベロアなどの加工をして使用されることが多い。
~~~豚革~~~
ピッグスキン
人間の肌に最も近い。きめが細かく、毛穴が3つずつ並んでいるのが特徴。
~~~羊革~~~
ヘアーシープ
軽くて柔らかい。強度に優れており、良質。
ウールシープ
軽くて柔らかい。やや強度が劣る。
ラムスキン子羊の革。
とても柔らかく軽い。
~~~ダチョウ革~~~
オーストリッチ
クイルマークと呼ばれる羽を抜いた後の突起があることが特徴。非常に丈夫。
~~~ワニ革~~~
クロコダイル
独特の美しいうろこが特徴。最高級の革として用いられる。腹部の四角形のものが最も美しいとされている。その次が、横腹の丸いうろこの部分。丈夫で耐久性にも優れる。
*この他に、鹿、カンガルー、ヘビ、カメ等、まだまだ色々な種類の革があります。
人間が最初に手にした衣服「皮」
人間が工夫を加え、使い込む程に味が出るようになる「革」
革からは、人間の歴史を感じますね。
少しでも、皆様の暮らしのお役に立てれば幸いです。
それでは、また、次回コラムでお会いしましょう。
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