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コラム

ユリスナルダン2024年1月29日

さて今日は「ユリスナルダン」というお題です。


皆様、ユリスナルダンと聞いて何を思い浮かべますか?
ピンと来ない方も多いのではないでしょうか。
まずは、こちらをご覧ください。




ユリスナルダン
買取年月日:2024年1月15日
ユリスナルダン YG/LB AT
買取金額80,000円




ということで、ユリスナルダンは高級腕時計メーカーの名前なんですね。



<ユリスナルダン>
スイスの高級時計メーカー。クロノメーターの製造を主に手掛ける。創業者のユリス・ナルダン(1823年1月22日-1876年2月20日)が1846年にル・ロックルで創業。特に船舶用クロノメーターの分野でほぼ独占状態になるほど成功。50カ国の海軍に納入される。旧日本海軍にも多数が納入されており、今日では戦艦三笠に搭載されていたクロノメーター(1918年製造)を横須賀市の記念艦「三笠」にて見ることができる。懐中時計の分野でも超高級時計として非常に高い地位を得、1908年に明治天皇と嘉仁皇太子(後の大正天皇)が懐中時計を3個購入した記録が残っている。*wikiより


Wikipediaの説明を見ると分かりますが、日本との関係も色々な逸話が残っているようで大変興味深いですね。当時の天皇陛下が購入されたということは、かなり高額なお品物だったのでしょう。また、その性能も折り紙付だということでしょうか。


上記の写真を見ると分かりますが、大変フォーマルな印象を受けるお品物です。腕時計の王道と進むデザインと言って良いのではないでしょうか。機構的にも洗練された仕組みを備えており、高級腕時計と胸を張って言えるお品物と言えそうです。ただ残念なのが、今現在の市況に合っているかというと、ちょっと疑問を感じますね。


2021年4月のコラムでこのように書きました。
”コロナ禍以降は「必要性が高い物」「さほど華美ではない物」こういったお品物に人気が高まっていくのではないかと感じています。"



現在2024年1月ですが、筆者の予想は当たっているのではないでしょうか。
時代に合わなくなったお品物、そろそろ処分しても良いかもしれませんね。




それではまた次のコラムでお会いしましょう。

ダボス会議20242024年1月13日

さて今日は「ダボス会議2024」というお題です。


このコラムでも何度か取り上げているお題「ダボス会議」ですが、まだご存知ない方に向けてダボス会議って何なのか説明しておきたいと思います。



<ダボス会議>
ダボス会議とは、スイス・ジュネーブに本拠を置く非営利財団、世界経済フォーラムが毎年1月に、スイス東部の保養地ダボスで開催する年次総会です。世界経済フォーラムは1971年に発足し、各国の競争力を指数化し公表してグローバル化に対応した経営環境を推進しています。この会議では毎年、世界を代表する政治家や実業家が一堂に会し、世界経済や環境問題など幅広いテーマで討議しますが、各界から注目され、世界に強い影響力を持っています。日本からも首相や著名な経済学者などが参加しています。
*SMBC日興証券HPより抜粋



ということで、ダボス会議で話される内容が今年一年の経済的な取り組みの指標として扱われることになります。
今年のダボス会議の議題と内容は以下のような内容になるようです。


ダボス会議2024年議題「信頼の再構築」
・世界の安全保障
・新時代の成長と雇用
・人工知能
・気候変動とエネルギー戦略


筆者としましては、議題も内容も今の状況を反映したものであると分かるのですが、肝心なテーマが抜けているように思います。


その肝心なテーマとは...


「グレートリセット」


このグレートリセットという言葉自体は、リーマンショック後の不況の中で出てきた言葉ですので割と古い言葉なのですが、新型コロナの世界的な流行によって改めて出てきた言葉です。
2021年5月のダボス会議のテーマがグレートリセットでしたが、あれから何かがリセットされたのでしょうか。


一時期「ウィズコロナ」という言葉が持て囃されました。非対面での経済活動や9月からの新学期案まど様々な取り組みがアイディアとして出てきたと記憶しています。
このまま世の中が大きく変わるのではないかと感じた方も多かったのではないでしょうか。


今、コロナ騒動を抜けて「アフターコロナ」という時代に入っていると思います。
この「アフターコロナ」という時代は、コロナ前に戻る訳でもなく世の中が大きく変わった訳でもなく、何とも言えない雰囲気が漂っているように思います。


そこで今こそ「グレートリセット」と呼ばれる動きが出てきてもおかしくないのですが、2024年のダボス会議での議論は世情に合っているのでしょうか。


何とも言えないモヤモヤを抱えながら2024年の政治や経済の方向性がどうなるのか、ダボス会議(1月15日〜19日開催)に注目したいと思います。




それではまた次のコラムでお会いしましょう。

株価が上がっているのであえて注意喚起を2024年1月11日

さて今日は「株価が上がっているのであえて注意喚起を」というお題です。


まずはこちらをご覧ください。


株価 3万5000円台回復 約33年11か月ぶり
https://www3.nhk.or.jp/news/html/


こちらの記事に書かれてある通り、株価がバブル期以来3万5000円を回復したそうです。
なんとも景気の良い話ですが、筆者は全く逆のことを考えています。
このコラムをずっとお読みの読者の方はご存知だと思いますが、筆者の考えでは「全く景気回復していない」と思っています。


今の株価は「バブル」なのだろうという判断をしています。


ですので、あえてリーマンショック時(2008年9月)の金価格の値動きをおさらにしておきたいと思います。
では、当時の金価格の推移を見てみましょう。



2008年9月
最高値:3,067円/g
最低値:2,627円/g


2008年10月
最高値:3,040円/g
最低値:2,268円/g



金価格は上下しますので、ここでは一番高い値(最高値)と一番低い値(最低値)を挙げてみました。
リーマンショックが起きてからマーケットへ影響が出るまで時間差がありますのでそのあたりを勘案しますと、概ね3,000円/g程度だった金価格がどんどんと値下がりし2,268円/gまで下がったと言う風に考えて良いと思います。


仮に、リーマンショック時と同程度の金価格下落となった場合、このような価格になると思われます。


<現時点>
2024.1.11 金買取価格
純金 インゴット
¥10,270-



<金融危機発生>
2024.X.XX 金買取価格
純金 インゴット
¥7,594-


ということで、このコラムで何度もお伝えしていますが、マーケットで何か危機的なことが怒った場合、何もかも一旦は下がります。株価だけでなく金価格も下がっているのです。


また、ブランド品の買取価格も一旦下落するものと思われます。
これは、経済危機や金融危機が起こった場合、ブランド品の需要が激減するからです。



2024年は、何もかもが「崩れる」一年となるのではないでしょうか。




それではまた次のコラムでお会いしましょう。

2024年まずここに注目2024年1月9日

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。



さて今日は「2024年まずここに注目」というお題です。


まずはこちらをご覧ください。
米議会与野党、24年度予算で大枠合意 政府閉鎖回避へ前進
https://news.yahoo.co.jp/articles/


このコラムでも何度も取り上げていますが、またアメリカ政府予算の期限が迫ってきています。
上記の記事にも書かれてある通り、最初の期限は1月19日、残りは2月2日に設定されています。
もし、期限までに政府予算案を成立させることが出来なければ、政府機関の一部閉鎖などでアメリカ国内が混乱することになります。


このアメリカ国内での混乱は、金買取価格にも影響があると見ていますので、まずは1月19日、そして次は2月2日にに注目したいと思います。



では最後に、新年最初の金買取価格をお知らせしておきます。



2024.1.9 金買取価格
純金 インゴット
¥10,210-
前日比+80円



2023年最後の買取価格に比べて「やや上昇」して2024年が始まりました。




それではまた次のコラムでお会いしましょう。


池田質舗外観

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